2011年4月20日(水) 初めての「マグロ解体ショー」です。
本日は当施設開設以来、初の試み“マグロの解体ショー”です。プロの職人さんが目の前で大きな本マグロを捌いてくださいます。
本日の主役は、23kgの長崎の養殖本マグロ。1匹で入居者様100名分のお刺身をいただくことができます。
身の詰まった丸々した体はつやつや光ってとても美味しそう。マグロの登場に「おぉ~」と皆様、拍手で大歓迎です。
迫力満点の解体ショーが始まりました。
マグロ解体を披露してくださるのは、15年の経験をお持ちの左髙様です。
マグロおろし包丁を巧みに操り、部位の説明をされながら手際良く捌いていきます。カマトロという貴重な部分も見せていただきました。
「運のいい人は今日召し上がっていただけますよ。」とのお言葉に皆様お顔を見合わせてニコニコ。
「マグロは流れてくる水の空気で生きているので動きが止まると死んでしまうんです。ずっと泳いでいなければならないので養殖には広い場所が必要なんですよ。」
「マグロはなんと時速90㎞で泳ぐそうです。でも一体誰がどうやって速度を計ったのか不思議だと思いませんか?」
などとお話しくださいました。
入居者様からは積極的に質問も飛び出しました。
<養殖はどのくらいの大きさから始めるんですか?>
「稚魚から育てて大きくします。でも今、卵から養殖する技術を開発中なんですよ。」
<マグロは何を食べるんですか?>
「サンマ、イカ、トビウオなどです。」
左髙様は優しくおおらかな雰囲気で、楽しくお話しされながら進めてくださいます。
途中、長い包丁で力を入れる時は「力が要るので皆様、ヨイショ!と掛け声をお願いします!」「ヨイショ!ヨイショ!」と、職人さんと入居者様の共同作業です。
解体ショーの後もお楽しみが待っていました。
なんと!今、目の前で解体されたばかりのマグロの握り寿司の昼食です。
握ってくださるのは昨年12月にも「寿司祭り」でお世話になった天白区相生山団地の「新東寿司」のご主人と近隣の寿司店の店主さん計3名様です。
「脂が乗っていてとてもおいしいです。」
「とっても美味しかった。マグロがあんなに甘いものだと初めて知りました。また来てください!って職人さんに思わず言ってしまいましたよ。」
などと皆様から、大満足の笑顔とお言葉をたくさん聞かせていただきました。
見て、聞いて、味わって・・五感をフル活動しながら本日のイベント“マグロ解体ショー”お楽しみいただけたようです。
左髙様、寿司職人様、本日は本当にありがとうございました。