リバーサイドケア赤池 夏祭り

2011年8月27日 恒例の「リバーサイドケア赤池・夏祭り」を開催しました。

8月27日(土) 有料老人ホーム・リバーサイドケア赤池では恒例の夏をしめくくるビックイベント、“夏祭り”の当日が遂にやって来ました。 

約3ヶ月前から職員が入念に準備をして参りまして、入居者様も職員もこの日を心待ちにしてきました。お天気も晴れ、蝉時雨がBGMとなり、いつも通りの暑さも想定内です!

午後2時、会場にはたくさんの入居者様やご家族さまにお集まりいただきました。
オープニングは愛知琉球エイサー太鼓連の皆様による演舞の披露です。
「ドーン!ドーン!」
と大太鼓から地響きに似た力強い音が伝わり、驚きと共にエイサーに引き込まれていきます。 
目新しい配色の衣装や大太鼓・締太鼓・手踊りの演舞、地謡(じかた)や三線(さんしん)の伴奏と珍しいものばかり。

唄が「イヤ~サアサア」と入ると、「ハイヤ~」と返す、その温かくも独特な節回しに沖縄の風情が感じられ、ここは沖縄?といった感じです。
途中では“子供エイサー”の披露もあり、一生懸命に踊る姿に思わず笑みがこぼれます。“島唄”などの馴染みのある曲を含め10曲ほど披露していただき、最後は“カチャーシー”という両手を挙げ左右に振る踊りで会場の皆様で盛り上がりました。

興奮冷めやらぬ中、次は出店めぐりです。
今年はチョコバナナ・金魚すくい・ジュース・綿菓子・みたらし団子・的当て・冷やしぜんざいというラインナップです。お目当てのお店にまっしぐらのお客様と、浴衣のいでたちのスタッフも総力戦、あちらこちらで大忙しです!
的当てのブースでは開店早々お客様が物色され、「これは何?どれにしようかしら。」と真剣な眼差しです。

作りたての綿菓子やお団子を頬張る姿を見ると、スタッフも力が入らないわけにはまいりません!
お腹がいっぱいになった頃に“盆踊り”が始まりました。毎年踊りの指導をして下さる先生を中心にして踊りの輪が一曲一曲ごとに広がっていきます。
炭坑節や郡上おどり・名古屋ばやしといったメロディーが流れると、これはまさに“日本の夏”。
遠慮されていた方々も「せっかくだから踊りましょう」とお誘いすると輪に加わって踊られました。

終わる頃には涼やかな風が吹きぬけ、会場を後にする方々から「楽しかったよ。大変だったでしょう。」とねぎらいの言葉をかけていただきました。
今回ボランティアとして来て下さった愛知琉球エイサー太鼓連の皆様、魂のこもった演舞をありがとうございました。
毎年夏祭りを支えて下さっている踊りの加藤先生、踊りもさることながら浴衣姿も素敵でした。感謝でいっぱいです。
リバーサイドケア赤池の入居者様、ご家族様、どうか暑い夏を乗り切って、また楽しい秋を迎えましょう!

そうめん流しです

2011年8月4日(木) そうめん流しを開催しました。

暑中お見舞い申し上げます。
夏の盛りを迎え、有料老人ホーム・リバーサイドケア赤池でも、一歩外に出ると蝉時雨が響き渡っています。
今年も流しそうめんを企画しましたが、1回目はあいにくの台風で急遽室内で“そうめん屋さん”に変更し、2回目は晴れて実施することができました。

流しそうめんの会場は中庭に隣接する駐車場です。日陰になっているにもかかわらず、気温は31度!時折吹き抜ける風にほっとするような暑さです。
職員が会場設営をする中、待ちわびた方々が早くも「もう、いい?」と顔を出されます。

薬味はねぎ・しょうが・みょうが・大葉の4種類。好みに合わせて薬味を入れ、いざ流し竹樋の前へ。
「さあ、そうめん流しますよ~」
と職員が合図すると、流れて来るそうめんのスピードと差し入れる箸のタイミングが合わず、最初は思うようにつかめません。

「あ~行っちゃった~」(´_`。)
残念がるのもつかの間、次のは必ず!といった面持ちになります。
そのうち回数を重ねるうち上手にお椀にすくい入れ、美味しそうに召し上がられます。
「みかん、行きますよ~」(* ̄o ̄)ゝ
またしても逃してなるものか、真剣に割り竹の上流を見つめられます。(;・_・)
そばに付き添う職員も「来ますよ!来ますよ!」もうハラハラドキドキです。

会場に人が多く詰め掛けると、もはや“流しそうめん合戦”の様相を呈してきます。
竹の両側を陣取り、そうめんが流れてくると・・・すばやい箸さばきで見事にキャッチ!
流し役のスタッフもお客様の順番を考えながら「今度は○○様ですよ~。いいですか?」と大忙しです。

どなたも「もう食べられない、食べられない」
とおっしゃりながら、いざそうめんが流れてくるとしっかりお椀の中へ。
「美味しかった~。もうお腹いっぱい!」(^-^)
「じゃあお茶も飲んでいって下さいね。」(^o^)/
そばに控える看護師は水分補給も忘れません。

笑顔いっぱいで会場を後にする方々を見ると、スタッフの疲れも癒されます。
流しそうめんの食べっぷりを見ても判りますが、リバーサイドケア赤池の入居者様は皆様お元気です!
暑い日がまだまだ続きます。どうか毎日を楽しく過ごされ、お身体ご自愛下さいませ。

大相撲 赤池場所

2011年7月26日(火)リバーサイドケア赤池にお相撲さんがやって来ました。

2011年 リバーサイドケア赤池場所開幕!
名古屋近郊ではこの時期になるとお相撲さんの姿を至る所で見かけることができます。
今年も無事に名古屋場所千秋楽を終え、放駒部屋の力士さんにお越しいただきました。
二人の力士さんが登場するやいなや、会場に集まられた入居者様は息を呑むように静かです。

さらに、はおっていた浴衣を脱がれると・・・皆様目が釘付けです!
「おっきいねえ~」ようやく口々に感想がもれ出しました。
中には拍手する方も多数いらっしゃいます。お二人の若い力士さんは少し照れ気味?のご様子です。まずは自己紹介から、
魁(さきがけ)さん モンゴル出身 25歳 幕下30枚目 145kg 180㎝。

前田(まえだ)さん 山形県出身 29歳 幕下20枚目 205kg 180㎝。
巨漢を目の当たりにしたお客様からは、数々の質問が飛び交い、ようやく場が和んできました。
質問にひとつひとつ真面目に答える様は、相撲にかける情熱がにじみ出ています。
さすが勝負師ですね!ライバル同士とお互いを認め合うお二人ですが、四股を踏んだり、ぶつかり合いを披露してくれました。

さていよいよリバーサイドケア赤池場所開幕です。入居者様と力士さんによる“腕相撲”の始まりです!日頃リハビリで鍛えている入居者様ですが、力士さんをものともせず、打ち負かしていきました。
(笑って負けて下さる力士さんの優しさに感謝です!)

「私は腕相撲よりお腹を触りたいのよ。わあ~大きいねえ。パワーをもらったよ。ありがとね。」
お腹に向かって拝みだしました。場内どっと歓声が沸きあがりました。最初は遠慮していた方も実際手と手を合わせると、皆様笑顔です!これぞハンドパワーでしょうか?
今度は取り組みが始まり、またもや健康に自信のある女性の方が挑戦したところ、押し出しで入居者様の勝ちとなりました。

最後の取り組みは男性職員による結びの一番です。手加減されて負けてもらったスタッフもいれば、あっさり投げ出されたスタッフも。
スタッフは興奮気味に「やっぱり本物のお相撲さんは凄いですよ~」と悔しがっていました。
最後は三人の職員を投げ倒し、魁さんと前田さんに拍手喝采で幕を閉じました。

日本の国技を背負うこのお二人に畏敬の念を覚えつつ、来年はさらに大きくなって再会したいですね。
パワーを沢山分けてくれたお二人に、どうか勝ち星が上げられますように!感謝の気持ちをこめて・・・「ごっつあんです!」

赤池演芸場 開演

2011年6月28日(火) 赤池演芸場の開演です。

梅雨のこの季節、体調を崩されてたりしていらっしゃいませんか?
今回、有料老人ホーム・リバーサイドケア赤池では演芸リクリェーションを催しました。

その様子をお知らせいたします。まず初めに“笑はがき(えはがき)”さんによるマジックショーです。
ほのぼのとした独特な語り口から次々と手品が紹介されていきます。
ハンカチから花がこぼれる様に出てくると、やっぱり不思議、ご覧になられている方々も目が釘付けです。

「何か怪しいでしょう。でも簡単にできる手品だから私は大好きなの。」

 簡単そうに見えますが、やっぱりわかりません。さらに、「怪しいものはさっさと片付ける、それが秘訣!」

 笑はがきさんの話術でさらに謎が深まり、手品が披露されると拍手がおこります。手品の他に“りんごの唄”“ふるさと”“夕焼け小焼け”のオカリナ演奏があり、会場の皆様一体になっての合唱です。

 これも笑はがきさん流の手品にかかってしまったのでしょうね。

さて次は今回の大本命“経大亭勝笑”さんの登場です。昨年のクリスマス会以来のご登場ですが、「あら!お母さん覚えてる?原節子にそっくりね。私はね、市川海老蔵よ。」もう最初からどっと笑いがおこります。
矢継ぎ早に繰り出す面白い話に、もう笑わないほうが無理で、普段大人しい方も「あはは!」の連続です。

名古屋弁で“やっとかめ”は“お久しぶり”、面白い表現として“まっきっき”“まっくろけっけ”“ちんちこちん”などの笑いネタでさらに盛り上がります。
他に伊勢湾台風のこと、故郷のことなど聴衆を飽きさせない工夫が散りばめられ、あっという間に終わりの時間となりました。

終わった先から「また来てほしい!」とリクエストが入っていました。
「笑う門には福来る。にこにこして過ごしましょう!」
皆様、とってもお元気になられたご様子でした。笑はがきさん、経大亭勝笑さん、笑いのひとときを有り難うございました。

知多うまいものツアー

2011年5月19日・24日の2回催行でグルメのツアーです。

2011年5月19日、24日 南知多うまいもんめぐりツアーです。
5月を迎えようやく暖かくなり、皆様お待ちかねのバス旅行へ行ってまいりました。

両日とも汗ばむほどの行楽日和に恵まれ、行きたい気持ちに弾みがつきます。
今回は“南知多うまいもんめぐりツアー”と題して、舌の肥えた入居者様に味わっていただくグルメ企画です。

参加される方々は、はやる気持ちを抑えきれず、いそいそとバスに乗り込まれ、いざ出発です!
最近完成したばかりの高速道路“名二環”を走り、バスの中では歌やクイズで気分も盛り上がります。あっという間に最初の目的地の“魚太郎 本店”に到着です。
魚太郎本店は知多の海に面したお食事処で、知多の海の幸をもとめて各地からお客様が集まる人気のお店です。

一歩店内に踏み込むと海産物の市場になっており、昼食前に買物や試食を楽しみます。
「どれにしようかな。」「この佃煮はご飯がすすむね。」
お食事はエビフライとお刺身の特別メニューを用意していただきました。
「エビフライが大きいわね。」「お刺身も種類がたくさんあるね。」
美味しいお料理とお店の方のおもてなしに気持ちよくお食事することができました。

お食事が済むと次はいちご狩りです。
“いちごの丘”には大きなビニールハウスの中に何列もの苺の棚があり、その中に車椅子の方でも入って行けるようになっています。
鈴なりに垂れ下がる苺の美しいこと!昼食でお腹いっぱいのはずなのに、苺は別腹でしょうか?
皆様手を伸ばして摘まれては頬張る姿が見受けられました。

もちろんスタッフもたくさん食べていたようです。(ご心配なく!)
バスの中では「何個いちごを食べましたか?」の問いかけに「20個」と答えた方がいらっしゃいました。
最後の目的地は“えびせんべいの里”です。知多のお土産と言ったら“えびせんべい”と言う位、規模も大きな有名店です。
数十種類のおせんべいに圧倒されながらも、試食しながらお気に入りを見つけるのも楽しいものです。

無料サービスのお茶やコーヒーをいただいてのんびり過ごされる方もあれば「娘や孫に買っていかないとね。」と何袋もお買い物される方もいらっしゃいました。帰りの車中でもお腹を壊される方もなく、無事にリバーサイド赤池に戻ってまいりました。

入念に準備してきたスタッフ達も参加された方々の笑顔の数々に癒されました。「昔は働きづめでいちご狩りは初めて。こんなに楽しいと思わなかった。また行きたい!」行きましょう。またお連れいたします。次回のバス旅行の予定は10月です。ご期待下さい!

マグロ解体ショー!!

2011年4月20日(水) 初めての「マグロ解体ショー」です。

本日は当施設開設以来、初の試み“マグロの解体ショー”です。プロの職人さんが目の前で大きな本マグロを捌いてくださいます。

本日の主役は、23kgの長崎の養殖本マグロ。1匹で入居者様100名分のお刺身をいただくことができます。
身の詰まった丸々した体はつやつや光ってとても美味しそう。マグロの登場に「おぉ~」と皆様、拍手で大歓迎です。

迫力満点の解体ショーが始まりました。
マグロ解体を披露してくださるのは、15年の経験をお持ちの左髙様です。
マグロおろし包丁を巧みに操り、部位の説明をされながら手際良く捌いていきます。カマトロという貴重な部分も見せていただきました。
「運のいい人は今日召し上がっていただけますよ。」とのお言葉に皆様お顔を見合わせてニコニコ。

「マグロは流れてくる水の空気で生きているので動きが止まると死んでしまうんです。ずっと泳いでいなければならないので養殖には広い場所が必要なんですよ。」
「マグロはなんと時速90㎞で泳ぐそうです。でも一体誰がどうやって速度を計ったのか不思議だと思いませんか?」
などとお話しくださいました。

入居者様からは積極的に質問も飛び出しました。
<養殖はどのくらいの大きさから始めるんですか?>
「稚魚から育てて大きくします。でも今、卵から養殖する技術を開発中なんですよ。」
<マグロは何を食べるんですか?>
「サンマ、イカ、トビウオなどです。」
左髙様は優しくおおらかな雰囲気で、楽しくお話しされながら進めてくださいます。
途中、長い包丁で力を入れる時は「力が要るので皆様、ヨイショ!と掛け声をお願いします!」「ヨイショ!ヨイショ!」と、職人さんと入居者様の共同作業です。

解体ショーの後もお楽しみが待っていました。
なんと!今、目の前で解体されたばかりのマグロの握り寿司の昼食です。
握ってくださるのは昨年12月にも「寿司祭り」でお世話になった天白区相生山団地の「新東寿司」のご主人と近隣の寿司店の店主さん計3名様です。
「脂が乗っていてとてもおいしいです。」
「とっても美味しかった。マグロがあんなに甘いものだと初めて知りました。また来てください!って職人さんに思わず言ってしまいましたよ。」
などと皆様から、大満足の笑顔とお言葉をたくさん聞かせていただきました。

見て、聞いて、味わって・・五感をフル活動しながら本日のイベント“マグロ解体ショー”お楽しみいただけたようです。
左髙様、寿司職人様、本日は本当にありがとうございました。

あきらとマドンナ

2011年3月24日(木)初登場「あきらとマドンナ」ハーモニカ演奏会

今日は初登場のグループにお越しいただきました。
男性のあきら様と女性の二人のマドンナ(美津子様、久恵様)によるハーモニカ演奏「あきらとマドンナ」です。
入居者様約50名がお集まりになり、会場は満員です。
「あきらとマドンナ」テーマ曲の演奏と自己紹介からスタートいたしました。

演奏曲は全部で17曲。皆様よくご存知の曲をセレクトしてくださいました。
赤い靴、青い山脈、北国の春、高校3年生などなど・・。歌詞カードなしでも口ずさめるかもしれませんが、あきら様は挿絵入りの素敵な歌詞カードを作ってくださいました。
皆様がハーモニカに合わせて歌えるようにとの嬉しい心遣いです。
「旅の夜風」の演奏ではあきら様が「映画『愛染かつら』の主題歌になりましたね。映画ご覧になられた方はみえますか?」とたずねると、大勢の方がうなずきながら手を挙げられていました。

途中、ハーモニカとタンバリンが合体した楽器(特注品だそうです)や、南米の楽器「サンポーニャ」を披露してくださいました。
サンポーニャは葦(あし)の木でできていて、見た目はただの筒なのですが「コンドルは飛んで行く」を思い出すような雄大な音色でした。遠くにいる恋人に合図を送る為にも使っていたそうです。
素敵な音色に皆様うっとりと聴き入ってみえました。

また、入居者様の出番もありました。お若い頃からハーモニカを演奏されているF様、C様です。
F様は「みかんの花咲く丘」をC様は「喜びも悲しみも幾歳月」を披露されました。お二人はこの日のために日々、お部屋で練習をされていたそうです。とてもお上手で素敵でした。
F様に感想を伺うと「緊張せず楽に演奏できました」と。さすがですね!

あきら様の独奏「荒城の月幻想的変奏曲」では目をつむり聴き入られる方も。
皆様から、「懐かしい曲ばかりで楽しかった。」「とても良いもの聴かせていただきました。是非また聴きたいです。」など感想を頂きました。

「あきらとマドンナ」の皆様には、打ち合わせなどで何度も足を運んでいただきました。
本当に素敵な演奏をありがとうございました!

マジック&大道芸口上

2011年2月11日(金) マジックと大道芸のボランティアにお越し頂きました。

本日は雪の降る中、マジックと大道芸口上を披露してくださるボランティアの浅野様にお越しいただきました。
浅野様は天白区の「マジック・大道芸愛好会」で活動されてみえる方です。
いろいろな老人ホームでボランティア活動をされてみえます。
前半30分間はマジックを披露してくださいました。

どれも不思議なものばかり。
折りたたんだ新聞紙の中に水を流し込んでも新聞紙が濡れていない!?
規則的に並んでいるはずのトランプのカードを、職員がめくるとなぜかキャラクターのカードに変わってしまう!?などなど・・。
「どうなってるの?全然わかんない・・。」と驚きです。

後半30分は大道芸口上です。
開演前、皆様にお聞きしたところ「大道芸口上・・?あまり聞いたことないわね」とおっしゃる方が多く、いったいどんな芸だろう?と期待の面持ちです。
大道芸口上という言葉はあまり聞きなれないですが“バナナの叩き売り”“ガマの油売り”などが有名で、ユ-モアを交えた語り口と啖呵のきいた軽妙な話術で、聞く人の心をとらえて愉快に楽しませる芸です。

今回は、浅野様の一押し“バナナの叩き売り”を披露してくださいました。
浅野様はバナナ売りの衣装に着替えて再登場、威勢の良い声でいよいよたたき売りが始まりました。

あの有名な“寅さん”が物を売る時の「焼けのやんぱち、日焼けのなすび、色が黒くて食いつきたいが、あたしゃ入れ歯で歯が立たないヨ!ときた。」
のフレーズもあり、「あ~寅さん!」と皆様の心をぐっとつかみます。

本物のバナナが次から次に出てくるのも面白く、笑い声が沸き起こります。
テンポ良くあっという間のお時間でした。
参加された方からは、「バナナの叩き売りがとっても面白かった!ああいうのは初めてね」「マジックも良かったね、あの新聞紙はどうなっていたんだろうね?不思議だった。」と感想を頂きました。
浅野様、本日はマジックと大道芸口上、見ごたえたっぷりの1時間を本当にありがとうございました。

節分の豆まき

2月3日(木) 節分の豆まきを行いました。

季節の変わり目を意味する「節分」がやってきました。
今年も皆様の元に福を呼び寄せ、邪気を追い払うため、豆まきを行いました。
会場のトレーニングルーム入り口では鬼のお面がお出迎えです。

職員の鬼の姿は恒例となったようで、お席に着かれた皆様、今年は誰が鬼になるのかな?!と興味津々。
どこから鬼が登場するだろうか、と周りをきょろきょろ見回します。
職員から、節分に関するお話をさせていただき、さぁ豆まきの始まりです。

会場後方から2匹(?)の鬼が登場!
「ウォー!!」と威勢のいい声ですが、ちょっと細身です・・。
優しい2人の鬼は豆まきの標的となりましたが、今年も皆様が優しく投げてくださり一安心。
中には、鬼に近づこうと夢中になられ「ここから投げてください」の境界線を越えてしまわれる方も見えましたが・・。

「鬼は~外!福は~内!」と鬼退治はにぎやかに行なわれました。
各階ごとに分けて行ったため、最後のほうにはずいぶんお疲れの様子の鬼でした。
職員の男性二人、ご苦労様でした!

鬼を追い払ったあとは、こちらも恒例の、お茶タイムです。
職員手作りの白玉ぜんざいと、温かいお茶を飲みながら皆様談笑されました。
のんびりとお時間を過ごしていただけたようです。

今年も、皆様の元にたくさんの福が訪れますように・・!
まだまだ寒い日が続いていますが、明日は立春です。春はもうすぐ目の前ですね。

風邪退散で、はつらつ日和

2011年1月22日 音楽療法の先生がお見えになりました。

今日は日進市を中心に音楽療法士として活躍されている、岩切陽子先生にお越しいただきました。
岩切先生はバイオリニストでいらっしゃいます。
世界各地を演奏旅行されている時に、人種や言葉の壁を簡単に越えてしまう音楽の力を再認識されたそうです。

初めに「イガイガボール」という柔らかいゴム製のボールを皆様にお配りします。
「今から約2分間バイオリンを演奏します。その間、手のひらでボールを転がしながら聴いていてくださいね。体が変わってきますよ。」と岩切先生。
このボールでつぼを刺激すると、血流が良くなり体がポカポカしてくるとのこと。

「富士の山」のバイオリン演奏を聴きながらコロコロと手のひらでボールを転がします。
その後、靴を脱いで足のつぼも刺激します。
「どうですか?体が暑くなってきましたか?」と先生が尋ねると、うんうん、と頷きながら、「気持ちいいねぇ」と皆様。お顔も手のひらもピンク色です。
続いてカリンバというアフリカの民族楽器をご紹介。ひょうたんでできている楽器です。

その優しい音色に合わせてパタカラ体操をします。パタカラ体操は舌や唇、その周りの筋肉の衰えを予防し改善する運動です。
通常、唾を飲み込むのに、筋肉を36個も使うのだそう。これには皆様驚かれていました。

「小さな声でパ!」「パ!」「もうちょっと大きくパ!」「パ!」「思いっきり~」「パーーーーー!」そして「幸せなら手をたたこう」を手話で振り付けしながら歌いました。
足まで加わると順序がわからなくなってあたふた。あれ?あれ?と苦笑いです。頭にも体にもいい運動になったようです。

最後に、先生のバイオリン演奏「雪の降る町を」を聴いて、ほてった体をクールダウン。
「ダークダックスね」と懐かしそうにされる方、目をつむり口ずさみながら歌詞を思い出される方、ゆったりとバイオリンの音色に聞き惚れてみえました。
盛りだくさんであっという間の1時間、心も体もぽかぽかになりました。お客様からは「もっとバイオリン演奏を聴きたかった・・!」という感想もいただきました。
岩切先生、本日はお忙しい中ありがとうございました。